空間にアイコンとして時間を表現
社会生活において時間を知る、時間を守るということは
「当たり前」で最も基礎的なコミュニケーションルールのひとつです。
既知の通り、今何時かをを知るためにこれまで様々な時計が生み出されています。
そしてパソコンやスマホ、その他の家電機器にも「当たり前」としてタイマーや時計機能が備わっています。
”the clockスタンド付き掛時計”はこのような現代に於いてその空間での時間概念を
規律=「集団生活の束縛」というネガティブな形ではなく、
約束=「親密な共通認識」という少しポジティブな形のアイコンとして
北海道の雄大な自然を活かしつつ、環境にも配慮したサスティナブルデザインとして表現することを目指しました。

デザインの注力点
デザインは極力シンプルにすることで、空間に溶け込みやすく、
かつシラカバの風合いや木目を感じる事ができる様に意識しています。
さらに、厳格で細かい神経質な印象をもたせないために、
あえて針は時針と分針だけとしてインデックスも最小限に。
7色のカラーバリエーションは家庭やオフィスなどの様々な場所や趣旨に合わせられます。

サスティナブルデザイン
製品には持続可能なものづくりを目指して細部に至るまで環境に配慮し、デザインしています。
本体は北海道のシラカバ間伐材を採用しています。
北海道の広葉樹の中でシラカバは成長が早く計画的に伐採を行えば
半永久的に使える資源となり最近では注目が高まりつつあります。
ただこれは単に環境への配慮としての意味だけでなく、
シラカバは木目が白く印刷時の色も映え、見た目がとても綺麗です。
末永く使っていただく為に印刷はUV印刷を採用しております。
UV印刷は、耐摩耗性に優れているので、傷や汚れがつきにくくなっております。
付属のスタンドはプラスチックの“廃棄ロス” をなくすべく、 3Dプリンターで製造しています。
この手法では、必要な分だけ製造することができるので“材料ロス”もありません。